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「 FASCINATED BY THE SILK         」

 

デザインワークスのオフィシャルブログをご覧頂いている皆さん、こんにちは。

DESIGNWORKSメンズディレクターの川城と申します。

 

月曜日は雪での影響で大変な目にあった方も多かったのではないでしょうか?

今週末も大寒波が日本列島を隅から隅まで覆うようで、

体調管理には十分に気をつけてくださいね。

この寒波が過ぎたら、少し春らしい気候になるらしいですが、

まだまだ春の新作を買いに行こう!とは中々思えないものです。

 

そこで、こんな時期に相応しい商品のご紹介です。

 

デザインワークスでは、シーズンを問わず店頭に並び続けている商品が少なくありません。

その中でも、素材から縫製まで拘り、本当にお薦めの一品がこちらです。

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目にしているどころか、ご購入していただいている方も多いのではないでしょうか。

「シルク/ウールのセットアップ」です。

 

何が拘っているのか?

少し長文になりますがお付き合いください。

 

先ずは素材です。

 

日本有数の紡績工場にてオリジナルレシピで織り上げて頂いたこの素材。

ルックスは一目瞭然で、シルクの持つ妖艶且つ品性溢れた光沢を放っております。

そして、袖の織りタグに記載されている通り、ストレッチ性があるのです。

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シルク素材にストレッチ性を持たせるのは甚だ困難を極めます。

ましてやシルクの混率が高ければ高いほど、そのハードルは上がるばかりです。

一般的にはストレッチ素材にはポリウレタンなる合成繊維が使用されますが、

こちらの素材はポリウレタンを使用していません。

それ故に「ナチュラルストレッチ」なる文言が記載されているのです。

このレシピ自体は物凄いスペシャル技術ではないのですが、

簡単に言ってしまうと、生地が出来た最後の仕上げの段階で、

生地を縮めてしまい、その縮んだ分に延びる余地が生じると言うものです。

 

ただ、ここで厄介なのが、シルクの繊維は伸びないんですね。

ですから、たとえ縮めることができても、伸びなくなってしまうんです。

厄介ですね!

そこを良い塩梅でウールの素材を生かして伸びるように構成していくのです。

表面にシルク糸を目立たせ光沢を持たせ、裏面にウール糸を配してストレッチ性を

キープさせているのです。

 

何よりも、ポリウレタンのデメリットとも言える、「光らない」「重たい」が

入っていないので、シルクの持つ特性である「光沢」「軽い」が十分に生かされます。

 

 

次に縫製です。

 

素晴らしい素材を開発しても、縫い上げる段階で素材の良さを殺してしまっては

元も子もありません。

特にこの素材はとてもデリケートで、裁断一つとっても少量でお願いしています。

(通常は何枚も重ねて一気に裁断します。)

又、軽いことの裏返しですが、いわゆる腰が無い柔らかな風合いは、

ミシンで縫い上げる速度を早くするには相当な熟練度が要求されます。

ゆっくりしたスピードで縫って頂ければ問題なさそうですが、

このスピードがイコール値段に跳ね返ってきます。

適正価格以上の価値観でお客様に提供するには、決して無視できない事柄なのです。

 

素材の特性を十分に理解し、そして十分な配慮がなされ、適正価格を生み出す、

卓越した縫製技術を有した職人たち。

 

そんな条件を十分に満たしているその工場は、大阪に居を構え、

パリコレにも出ている日本の誇るブランドの商品も多く手掛けています。

何よりこの工場の社長が凄いのです。

ご自身でミシンを踏まれて、150名にものぼる顧客を抱えて、

オーダージャケットを作られているんですね!素晴らしい!

こんな素晴らしい社長がいらっしゃる工場ですから、パリコレのショーに使われる

本当にややこしい作りやデザインの商品の製作依頼が絶えないそうです。

デザイナーの主旨を十分に理解し、現実可能且つ、より高いレベルへのアドバイスも頂ける。

企画するものにとっては本当に助かります。

 

いかがです?

お持ちでない方。

欲しくなりません?

 

ご興味が湧いた方には、他にもこんな商品の気にしてみてください。

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それでは皆さん、来週の金曜日にお会いしましょう。

「 TRAMAROSSA 」

 

デザインワークスのオフィシャルブログをご覧頂いている皆さん、こんにちは。

DESIGNWORKSメンズディレクターの川城と申します。

 

今回は新作入荷のご案内です。

 

デザインワークスではすっかり御馴染になっています「TRAMAROSSA」の、

16SS別注商品が入荷しました。

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商品の紹介の前におさらいとしてブランドの紹介を。

 

イタリアは日本の児島地方と呼ばれるデニムの産地であるヴェネスト州に居を構え、

赤耳セルビッチジーンズを作っていた父親の跡を継いだ息子達が立ち上げたブランドです。

故に赤耳物語の意味を込めた「TRAMAROSSA」の冠を戴くことになったとかならなかったとか…

 

別注をお願いしてから8シーズンで、ピッタリと息の合った商品開発で安定した出来栄えです。

モデルはこれまた当初から一貫してお願いしいます「OTTELO(オテロ)」を採用し、

ブランド名に現れている赤いレザーパッチと、おなじみのウォレットチェーンを配し、正に鉄壁!

もう、どこからでもかかって来い!状態です。

(何に対して身構えているのか?????)

 

何はともあれ、スリムシルエットが生きるストレッチ素材に製品の状態で染められた

味わい深い色に会いに、是非、店頭に足を運んでみてください。

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それでは皆さん、来週の金曜日にお会いしましょう。

「 INDIGO PALLETE 」

 

デザインワークスのオフィシャルブログをご覧頂いている皆さん、こんにちは。

DESIGNWORKSメンズディレクターの川城と申します。

 

まずは、

新年明けましておめでとうございます。

本年も旧年と変わらぬご愛読をお願い致します。

 

それにしても今年の正月は暖かかったですね!

昨年末も冬らしからぬ気候でしたが、それに輪をかけた暖かさでしたね。

昨夜から気温も下がり始め、これからが冬本番でしょうか。

 

でもですね。

春のような陽気を何日か身体で感じてしまうと、

気分はすっかり春に向いてしまいませんか?

 

お店もセールウィークが終わって、春物の新入荷まで少しの間マッタリした感じです。

 

しかしですね。

そんなセール品を春目線で吟味していくと、

春らしい気分が味わえる商品に出くわしたりします。

 

今回は、実際に自分がセールで購入した商品でのコーディネイトのご紹介です。

 

まずは、ベージュのボトムスが復活か!?のコーディネイトです。

 

BRG10-①.jpgのサムネール画像

 

ここ数シーズンはすっかり息を潜めていたベージュのボトムスですが、

暫く目にしていないと新鮮に見えるものですね。

そして、グルカパンツはちょっと巷を騒がしているベルトレススタイルには

これまた持ってこいのデザインですね。

そこにターコイスブルーのカーディガンを白シャツに羽織れば…

何だか春!て感じではないですか!?

 

そして次はちょっとは気恥ずかしいですがオールホワイトのコーディネイトです。

 

BRG10-②.jpgのサムネール画像

 

こちらのボトムスも実はグルカパンツなのですが、ニットで見えません。

しかし、シルエットが昨年末にご紹介した「NEW PROPORTION」に近しいシルエットです。

キモはニットが真っ白ではない事と、シャツがオックスフォードの生地という事。

個人的な感覚ですが、オックスフォードのシャツを着ると凄く爽やかな着心地で春を感じます。

自分はシャツの下にTシャツなどを着なくて地肌に着るせいか、

肌との接地面が少ないオックスフォード生地は春夏のシャツとして脳に刷り込まれています。

 

今回紹介した商品で、売り切れてしまっているのは白のニットですかね。

(サイズが揃っていない商品もありますので悪しからず。)

 

少し目線を変えるだけで違って見えるものを探しに行く。

そんなセール商品の買い方を是非試してみてください。

 

それでは皆さん、来週の金曜日に再びお会いしましょう。

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