米山 大介EC事業部 部長 兼 マーケティング部 部長1998年 新卒入社

Q. 担当している部署での仕事内容は?
現在はECとマーケティングの二つの部門の責任者として、当社を新しい未来に導くための取り組みを行っています。 OMOの必要性が叫ばれる今は、単にECサイトを運営するだけでなく、ECサイトを含むDX全体の戦略を描く必要があります。 これからの時代にはオフラインという状態はなくなり、実店舗も含めて全てがデジタルに繋がる世界になります。 現時点ですでに店舗受取や店舗返品など、ECサイトに軸足を起きつつも、実店舗を巻き込んで展開する施策がスタンダードになりつつあります。そのような施策を計画し、部門の垣根を超えて実行しています。
Q. 入社のきっかけや理由は?
学生の時から服が好きで、アバハウスを好んで買っていました。数店舗をはしごして買い物していましたが、どの店舗のスタッフも熱心に商品説明をしてくれて、丁寧にスタイリングを組んでくださるので、時には断るに断りきれないときもあったほど(笑)。 私が就職活動している当時は就職氷河期で、高圧的な面接も多かったのですが、アバハウスの面接はとてもフランクで、自分の事を本音で話すことができました。一次から最終までの面接に同席していて人事担当者だと思っていたおじさんが、入社してから社長(現会長)と知りビックリしたのはここだけの話です(笑)。
Q. ABAHOUSEはどんな会社ですか?
モノづくりへの姿勢はとても真摯です。 デザイナーもパタンナーも皆こだわりが強く、まとめることが大変。なので、すごくいいものが出来上がるのですが、それをPRすることが昔から苦手です。それを発信するために最近デジタルコミュニケーションチームが発足されて、SNSからの情報発信を強化しています。 あと、基本的にアナログな人間が多く、常に人と人が対面でディスカッションしながら物事が進んでいきます。ただ、そこで決まったことが社内で共有されていないことが多かったので、新たにコミュニケーションツールを開発しました。社内の「知らない」をなくし、社内情報を全スタッフに循環させる仕組みを作ったので、アナログとデジタルが融合したもっと面白い会社になるはずです!
Q. 仕事でやりがいを感じるのは、どのようなときですか?
オンラインでの業務の先には必ず「お客様」がいるので、お客様の利便性を向上させることがやりがいです。お客様に『アバハウスオンラインストアって便利だからまた使ってみたい』と思われたいです。 また、利便性向上という意味では店舗スタッフも同様で、従来の販売業務に加えてデジタル領域の仕事が求められる中、店舗業務を効率化できるようにシステムの仕組みを整えています。スタッフに『このシステムは簡単で使いやすい』と言ってもらえるように日々奮闘しています。
Q. あなたが仕事をする上で大切にしているポリシーは?
今後、デジタル領域は急速に進化するので、我々も気を抜いていると競合他社にどんどん遅れをとります。ただ、私は新しいサービスを開発するときに、「お客様が何を求めているかを想像し、理解すること」を常に意識し、お客様としての視点を忘れないようにしています。アバハウスインターナショナルは、人と人とのつながりを何よりも大切にする会社です。お客様との対話を大切にしながら、デジタルやITでお客様の背中を最後に一押しできる仕組みを作ることで、今まで体験したことのない新しい価値を感じて欲しいです。
Q. 普段の仕事に生かされているあなたのスキルや武器は?
プロジェクトの内容をクライアントやチームメンバー、スタッフに説明しながら関わる人を巻き込んで仕事を進めなくてはなりません。スムーズな情報共有を行い、認識のずれを発生させることなく業務を推進していくためのコミュニケーション能力が必要です。 相手が理解できるような話し方をすることだけでなく、相手に寄り添ったコミュニケーションを意識しています。
Q. 休日はどんな過ごし方をしていますか?いまハマっていることは?
コロナ禍で運動不足を感じてランニングを始めました。 気軽に始められますし、何も考えずただひたすら走ることで嫌なことを忘れられます。ある意味、平常心やリラックス状態を作り出せるランの効果は大きいです。 仕事や日々でキツイときほどハードに走ると、気持ちがリセットされて不思議とやる気が湧いてきます。
Q. あなたにとって『ファッション』とは何ですか?
ファッションって理屈抜きにテンションが上がってワクワクしますし、やっぱり美しいものやキレイなものに感覚的に惹かれます。 ここ何年かで、ファッションに対する価値観は「憧れ」から「共感」へと移り変わりました。私が学生の頃は、「誰もが憧れるハイブランドを着てみたい」という考えを持っている方が圧倒的に多かったですが、今の若い人たちは「いかに共感できるか」という想いでファッションを選んでいるように感じます。 SNSの普及により、ファッションは「作り手」と「売り手」と「買い手」が繋がる一つの手段になったんだなと実感しています。
Q. 就活中の皆さんに対して、メッセージをお願いします。
就職活動に漠然とした不安を感じることもあるかもしれません。 そんな時は少し立ち止まって、自分自身のことを見つめ直してみてください。周りと比べて焦る必要はありません。内定をもらうことがゴールではなく、『なぜその業界なのか』『なぜその会社なのか』『なぜその職種なのか』『この先自分がどのように成長したいのか』、それを実現できる場を見つけることが大切です。 悔いのない就職活動となるよう、ぜひ頑張ってください!