アバハウスインターナショナルの輸送改革:CO2排出量を33%削減する新配送システム

ファッション産業の環境問題


ファッション産業は、世界的に見ても環境負荷が大きい業界のひとつです。日本国内においても、ファッション産業から排出される二酸化炭素(CO2)は年間約9700万トンに上り、日本の総排出量の0.8%を占めています。

衣類のライフサイクル全体(原材料調達・製造・輸送・利用・廃棄)の中で、特にアパレル業界の製造・輸送に関連する排出量は全体の約47%と大きな割合を占めています。続いて、消費者の利用段階が約33%、衣類の廃棄が約12%と、衣類に関わるあらゆるプロセスでCO2が排出されています。


アバハウスインターナショナルのCO2削減の取り組み


アバハウスインターナショナルでは、環境負荷の軽減を目指し、輸送時の効率化に取り組んでいます。



店舗からの直送システムの導入


従来のEC注文では、倉庫に在庫がない場合、商品は「店舗 → 倉庫 → お客様」というルートで配送されていました。しかし、今後は「店舗 → お客様」へと直接お届けする仕組みに変更。


この改善により、
・注文からお届けまでの日数を短縮
・2021年比で配送時のCO2排出量を33%削減


環境への負荷を軽減すると同時に、お客様へよりスムーズに商品をお届けできるようになります。


アバハウスインターナショナルは、これからもCO2削減に向けた取り組みを推進し、企業と消費者が協力しながら地球環境に配慮した持続可能な未来を目指してまいります。