特定の意味から解き放たれる曲線や直線が自由に面を作りあげ、離れては隣接し、そして多様な彩度や明度の配色をまといながら定着しています。人は何らかの形や色を見る時、そこに知識を紐づけて受け止め理解しようとしますが、町山耕太郎氏のアクリル絵画では、それらの本質的な存在感が主役となります。
「幼い子どもが初めて世界を体験する時の眼差し」をインスピレーションにしたという彼の抽象シリーズは、何の意味にも染められていない色と形を、そのまま直感的に感じとれる境地へと見るものを誘います。見るという行為の素晴らしさと不思議さが香りたっており、コンセプトの真のユニバーサル性によって国際的に評価を獲得。アルフレックス・ジャパンの他、ルイ・ヴィトン、英BBC、米スタンフォード大学など幅広いクライアントへ作品を提供してきました。
本展は町山氏にとって、約1年ぶりに代官山へと戻る個展。アートとの遭遇を意図していない通行者の視野にも入る「SPEAK FOR WALL」ならではの偶然な出会い、またこれまでの制作の積み重ねから選び抜いた作品との再会など、様々な「あう」がタイトルに込められました。メインシリーズを中心に、そこから派生した「Gardener」「Reverse」「Clipping」という彼の創作コンセプトの最前線を知る3シリーズが揃うのも構成の見どころです。
「作品をより身近に感じていただける展示にしたい」と町山氏は語ります。飾りやすい小品も含めた大小10数点を展示・販売いたします。また買った絵をすぐ持ち帰ることができる趣向を取り入れます。
【開催概要】
タイトル : 町山耕太郎 あう / Encounter
会期 : 2026年7月15日(水)~ 8月16日(日)
会場 : SPEAK FOR WALL(東京都渋谷区猿楽町28-2-2F SPEAK FOR内)
営業時間 : 12:00~19:00 月火定休 ※祝日は営業
【アーティスト情報】
町山耕太郎(まちやま・こうたろう) アーティスト
1980年、千葉県生まれ。東京造形大学デザイン学科染専攻卒。2011年セツ・モードセミナー研究科卒業後、本格的に創作活動を開始した。’14年にアートワークが海外のオンラインギャラリーで高く評価されたことが転機となり、欧米での販売機会が拡大。国内外で幅広く活動を続けている。最近の主な個展に「やまと すぴりっつ」 (’25年、代官山・蔦屋書店)、「きってぬいて」(’24年、名古屋 / 大阪・arflex)。アートフェアやグループ展にも参加多数。’17年、英「Rise Art Prize」にてHighly Commended、同年「J-WAVE TIME TABLE」にてグランプリ。現在、東京都在住。
【メイン画像】
Deliver / とどける, 2024, Acrylics on canvas, 727×606mm
©Kotaro Machiyama
【企画・問い合わせ先】
合資会社サブライム 担当 : 吉田広二
〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-6-53 青葉台マンションB3号室
T.050-3555-6703
koji@galleryspeakfor.com
